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FXで使えるチャートパターン一覧(28種類)

28種類のチャートパターンのアイキャッチ画像

FX・仮想通貨・株のチャートを見ていると、頻繁に発生するチャートパターンが存在します。多くのFXトレーダーは、それらのチャートパターンを見ており、再現性のあるトレードをするためにチャートパターンを根拠にトレードを行います。各々のチャートパターンには、エントリーポイント、利益確定ライン、損切りラインが存在します。このページでは、それらFXで使えるチャートパターン28種類を一覧にしました

目次

反転型チャートパターン一覧

反転型チャートパターンとは、主に天井圏や底値圏で発生するチャートパターン。上昇中のレートが下落に転ずる時、あるいは下落中のレートが上昇に転ずる時という、トレンドの転換時に発生しやすいチャートパターンを指します。

ヘッド&ショルダー(三尊)【反転型チャートパターン】

ヘッド&ショルダーの画像

(画像1)ヘッド&ショルダー(三尊)

ヘッド&ショルダーは、天井圏で出現しやすい反転型チャートパターンの1つ。別名、三尊と呼ばれています。

ヘッド&ショルダーは最も有名なチャートパターンの1つで、チャートに3つの高値が発生するのが特徴。それらの高値は、画像1においてはHとSで表現してあります。Hがヘッド(人間の頭)を表現しており、Sがショルダー(人間の肩)を表現しています。3つの高値のうち、Hのレートが最も高く、Hよりも低い2つのレート(Sと表現したレート)があります。

「1つ目のS(ショルダー)のレートとH(ヘッド)のレートの間の時間帯の安値」と「Hのレートと2つ目のSのレートの間の時間帯の安値」を結んだ直線をネックラインと呼びます。

ヘッド&ショルダー根拠のエントリーポイント

ヘッド&ショルダーは、ネックラインをブレイクダウン(下抜け)した時に、ショート(売り)のエントリーをします。ブレイクダウン直後のエントリーをオススメしますが、ネックラインのレジスタンス試しのタイミングでエントリーしても良いです。

ヘッド&ショルダー根拠の利益確定ライン

ネックラインをブレイクダウンした後、「画像1のヘッド(H)部分からネックラインまでの値幅」と同じだけネックラインから下落したレートが、利益確定ラインになります。

ヘッド&ショルダー根拠の損切りライン

ヘッド&ショルダーの損切りは、2つのパターンがあります。

1つ目の損切りパターンは、2つ目のショルダー(S)のレートを上抜けしたレートが損切りラインです。当サイトでは、この損切りラインを採用することを推奨します。

2つ目の損切りパターンは、ヘッド(H)のレートを上抜けしたレートが損切りラインになります。

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リバースヘッド&ショルダー(逆三尊)【反転型チャートパターン】

リバースヘッド&ショルダーの画像

(画像2)リバースヘッド&ショルダー(逆三尊)

リバースヘッド&ショルダーは、底値圏で出現しやすい反転型チャートパターンの1つ。別名、逆三尊と呼ばれています。

リバースヘッド&ショルダーは最も有名なチャートパターンの1つで、チャートに3つの安値が発生するのが特徴。ヘッド&ショルダーの上下逆バージョンであり、画像2のようにHが一番の安値になります。

「1つ目のS(ショルダー)のレートとH(ヘッド)のレートの間の時間帯の高値」と「Hのレートと2つ目のSのレートの間の時間帯の高値」を結んだ直線をネックラインと呼びます。

リバースヘッド&ショルダー根拠のエントリー

リバースヘッド&ショルダーは、ネックラインをブレイクアウト(上抜け)した時に、ロング(買い)のエントリーをします。ブレイクアウト直後のエントリーでも、ネックラインのサポート試しのタイミングでエントリーしても良いです。

リバースヘッド&ショルダー根拠の利益確定ライン

ネックラインをブレイクアウトした後、「画像1のヘッド(H)部分からネックラインまでの値幅」と同じだけネックラインから上昇したレートが、利益確定ラインになります。

リバースヘッド&ショルダー根拠の損切りライン

リバースヘッド&ショルダーの損切りは、2つのパターンがあります。

1つ目の損切りパターンは、2つ目のショルダー(S)のレートを下抜けしたレートが損切りラインです。

2つ目の損切りパターンは、ヘッド(H)のレートを下抜けしたレートが損切りラインになります。

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ダブルトップ【反転型チャートパターン】

ダブルトップの画像

(画像3)ダブルトップ

ダブルトップは、天井圏で出現しやすい反転型チャートパターンの1つ

ダブルトップはFX初心者でも判別しやすいチャートパターンの1つで、チャートに2つの高値が発生するのが特徴。画像3において、AのレートとCのレートは同じレート、あるいはAよりもCの方がやや低いレートになります。

画像3のBを通過する直線をネックラインと呼びます。ネックラインは水平の場合と、斜め(右肩上がりの場合が多い)の場合があります。

ダブルトップ根拠のエントリー

ダブルトップは、ネックラインをブレイクダウンした時に、ショート(売り)のエントリーをします。ブレイクダウン直後のエントリーでも、ネックラインのレジスタンス試しのタイミングでエントリーしても良いです。

ダブルトップ根拠の利益確定ライン

ダブルトップは、ネックラインをブレイクダウンした後に、「画像3のAB間の値幅」と同じだけ下落したレートが、利益確定ラインになります。

ダブルトップ根拠の損切りライン

ダブルトップの高値を上抜けしたレートが、ダブルトップの損切りラインになります。

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ダブルボトム【反転型チャートパターン】

ダブルボトムの画像

(画像4)ダブルボトム

ダブルボトムは、底値圏で出現しやすい反転型チャートパターンの1つ

ダブルボトムはFX初心者でも判別しやすいチャートパターンの1つで、チャートに2つの安値が発生するのが特徴。ダブルトップを上下に反転させたものが、ダブルボトムになります。

画像4のBを通過する直線をネックラインと呼びます。ネックラインは水平の場合と、斜め(右肩下がりの場合が多い)の場合があります。

ダブルボトム根拠のエントリー

ダブルボトムは、ネックラインをブレイクアウトした時に、ロング(買い)のエントリーをします。ブレイクアウト直後のエントリーでも、ネックラインのサポート試しのタイミングでエントリーしても良いです。

ダブルボトム根拠の利益確定ライン

ダブルボトムは、ネックラインをブレイクアウトした後に、「画像4のAB間の値幅」と同じだけ上昇したレートが、利益確定ラインになります。

ダブルボトム根拠の損切りライン

ダブルボトムの安値を下抜けしたレートが、ダブルボトムの損切りラインになります。

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トリプルトップ【反転型チャートパターン】

トリプルトップの画像

(画像5)トリプルトップ

トリプルトップは、天井圏で出現しやすい反転型チャートパターンの1つ。

チャートに3つの高値が発生し、一時的にレンジ圏が出現するのが特徴。画像5において、A・C・Eの3つの高値が存在しますが、全く同じレートである必要はなく、大体同じであれば問題ありません。

画像5のBとDを通過する直線をネックラインと呼びます。斜めのネックラインの場合もトリプルトップは成立しますが、トリプルトップのネックラインは水平と認識した方が良いでしょう。

トリプルトップ根拠のエントリー

トリプルトップは、ネックラインをブレイクダウンした時に、ショート(売り)のエントリーをします。ブレイクダウン直後のエントリーでも、ネックラインのレジスタンス試しのタイミングでエントリーしても良いですが、当サイトではブレイクダウン直後のエントリーを推奨します。

トリプルトップ根拠の利益確定ライン

トリプルトップは、ネックラインをブレイクダウンした後に、「画像5の高値からネックラインまでの値幅」と同じだけ下落したレートが、利益確定ラインになります。

トリプルトップ根拠の損切りライン

トリプルトップの高値を上抜けしたレートが、トリプルトップの損切りラインになります。

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トリプルボトム【反転型チャートパターン】

トリプルボトムの画像

(画像6)トリプルボトム

トリプルボトムは、底値圏で出現しやすい反転型チャートパターンの1つ。

チャートに3つの安値が発生し、一時的にレンジ圏が出現するのが特徴。画像6において、A・C・Eの3つの安値が存在しますが、全く同じレートである必要はなく、大体同じであれば問題ありません。

画像6のBとDを通過する直線をネックラインと呼びます。斜めのネックラインの場合もトリプルボトムは成立しますが、トリプルボトムのネックラインは水平と認識した方が良いでしょう。

トリプルボトム根拠のエントリー

トリプルボトムは、ネックラインをブレイクアウトした時に、ロング(買い)のエントリーをします。ブレイクアウト直後のエントリーでも、ネックラインのサポート試しのタイミングでエントリーしても良いです。

トリプルボトム根拠の利益確定ライン

トリプルボトムは、ネックラインをブレイクアウトした後に、「画像6の安値からネックラインまでの値幅」と同じだけ上昇したレートが、利益確定ラインになります。

トリプルボトム根拠の損切りライン

トリプルボトムの安値を下抜けしたレートが、トリプルボトムの損切りラインになります。

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ソーサートップ【反転型チャートパターン】

ソーサートップの画像

(画像7)ソーサートップ

ソーサートップは、天井圏で出現しやすい反転型チャートパターンの1つ。

高値が孤を描くように形成されるのが特徴。天井圏の安値が特定のレートでサポートされつつ、少しずつ高値更新をします。しかし、その後、天井圏の安値が特定のレートでサポートされつつも、高値が少しずつ切り下がっていくのです。

画像7のように、天井圏においてサポートされている安値をネックラインと呼びます。特定のレートで綺麗に反発しているのではなく、反発位置に少し差ができることの方が多いので、注意しましょう。

ソーサートップ根拠のエントリー

ソーサートップは、ネックラインをブレイクダウンした時に、ショート(売り)のエントリーをします。ネックラインの下には、ストップロス(損切り)が溜まっている場合が多いので、ブレイクダウン直後のエントリーを推奨します。

ソーサートップ根拠の利益確定ライン

ソーサートップは、ネックラインをブレイクダウンした後に、「画像7の高値からネックラインまでの値幅」と同じだけ下落したレートが、利益確定ラインになります。

ソーサートップ根拠の損切りライン

ソーサートップの高値を上抜けしたレートが、ソーサートップの損切りラインになります。

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ソーサーボトム【反転型チャートパターン】

ソーサーボトムの画像

(画像8)ソーサーボトム

ソーサーボトムは、底値圏で出現しやすい反転型チャートパターンの1つ。

安値が孤を描くように形成されるのが特徴。底値圏の高値が特定のレートで押さえつけられつつ、少しずつ安値更新をします。しかし、その後、底値圏の高値が特定のレートで押さえつけられつつも、安値が少しずつ切り上がっていくのです。

画像8のように、底値圏において押さえつけられている高値をネックラインと呼びます。特定のレートで綺麗に反発しているのではなく、反発位置に少し差ができることの方が多いので、注意しましょう。

ソーサーボトム根拠のエントリー

ソーサーボトムは、ネックラインをブレイクアウトした時に、ロング(買い)のエントリーをします。ネックラインを突破した後、プラットフォームと呼ばれるレンジを形成することが多いので、そのプラットフォームを上抜けしてからロングのエントリーでも良いでしょう。

ソーサーボトム根拠の利益確定ライン

ソーサーボトムは、ネックラインをブレイクアウトした後に、「画像8の安値からネックラインまでの値幅」と同じだけ上昇したレートが、利益確定ラインになります。

ソーサーボトム根拠の損切りライン

ソーサーボトムの安値を下抜けしたレートが、ソーサーボトムの損切りラインになります。

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ライントップ【反転型チャートパターン】

ライントップの画像

(画像9)ライントップ

ライントップは、天井圏で出現しやすい反転型チャートパターンの1つ。

天井圏において、上位足のレジスタンスに当たる特定のレートで、上昇が完全に止められます。しかし、上昇の力も強いので、高値と安値の間をレートが行き来するレンジが形成されるのです。

画像9のように、天井圏においてレンジが形成されます。そのレンジの安値をネックラインと呼びます。

ライントップ根拠のエントリー

ライントップは、ネックラインをブレイクダウンした時に、ショート(売り)のエントリーをします。ネックラインの下には、ストップロス(損切り)が溜まっている場合が多いので、ブレイクダウン直後のエントリーを推奨します。

ライントップ根拠の利益確定ライン

ライントップは、ネックラインをブレイクダウンした後に、「画像9の高値からネックラインまでの値幅」と同じだけ下落したレートが、利益確定ラインになります。

ライントップ根拠の損切りライン

ライントップの高値を上抜けしたレートが、ライントップの損切りラインになります。

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ラインボトム【反転型チャートパターン】

ラインボトムの画像

(画像10)ラインボトム

ラインボトムは、底値圏で出現しやすい反転型チャートパターンの1つ。

底値圏において、上位足のサポートに当たる特定のレートで、下落が完全に止められます。しかし、下降の力も強いので、安値と高値の間をレートが行き来するレンジが形成されるのです。

画像10のように、底値圏においてレンジが形成されます。そのレンジの高値をネックラインと呼びます。

ラインボトム根拠のエントリー

ラインボトムは、ネックラインをブレイクアウトした時に、ロング(買い)のエントリーをします。ブレイクアウト直後のエントリーでも、ブレイク後のサポート試し後のエントリーでも構いません。

ラインボトム根拠の利益確定ライン

ラインボトムは、ネックラインをブレイクアウトした後に、「画像10の安値からネックラインまでの値幅」と同じだけ上昇したレートが、利益確定ラインになります。

ラインボトム根拠の損切りライン

ラインボトムの安値を下抜けしたレートが、ラインボトムの損切りラインになります。

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スパイクトップ【反転型チャートパターン】

スパイクトップの画像

(画像11)スパイクトップ

スパイクトップは、天井圏で出現しやすい反転型チャートパターンの1つ。

レートが緩やかに上昇しているにも関わらず、なかなか下落しない状況において、最後に急騰をし、その直後に急落するというチャートパターン。この値動きは、FX初心者にとっては、ついつい買いたくなるような値動きになるので、注意が必要です。

画像11のように、ネックラインを設定することが可能です。このネックラインの上下の値幅は意識されます。

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スパイクボトム【反転型チャートパターン】

スパイクボトムの画像

(画像12)スパイクボトム

スパイクボトムは、底値圏で出現しやすい反転型チャートパターンの1つ。

レートが緩やかに下落しているにも関わらず、なかなか上昇に転換しない状況において、最後に急落をし、その直後に急騰するというチャートパターン。この値動きは、FX初心者にとっては、ついつい売りたくなるような値動きになるので、注意が必要です。

画像12のように、ネックラインを設定することが可能です。このネックラインの上下の値幅は意識されます。

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三角保ち合い型チャートパターン一覧

三角保ち合い型チャートパターンとは、上昇するか下落するか、トレンド方向を決めるために買い勢力と売り勢力の力が拮抗している時に発生するチャートパターンを指します。

シンメトリカル・トライアングル【三角保ち合い型チャートパターン】

シンメトリカル・トライアングルの画像

(画像13)シンメトリカル・トライアングル

シンメトリカル・トライアングルは、最も有名な三角保ち合いチャートパターン

相場が上昇するのか、下落するのか迷っている時に形成されます。高値が切り下がり、安値が切り上がり、その高値と安値をそれぞれ直線で結ぶと、三角形を形成します。この三角形を上に抜ければ上昇、下に抜ければ下降になります。

三角保ち合いは、三角形の頂点までに上抜けか下抜けをします。三角形の頂点までに上抜けも下抜けもしない場合は、ラインの引き方が間違っている、もしくは三角保ち合いの訂正が入る場合のみです。

シンメトリカル・トライアングル根拠のエントリー

シンメトリカル・トライアングルは、画像13の三角形の形状をブレイクアウトした時に、ロング(買い)のエントリーをします。ブレイクアウトした段階でロングのエントリーも良いですが、サポート試しのような値動きを取ることが多いので、画像13の三角形に一度タッチした段階でロングのエントリーをするのも悪くないでしょう。

画像13の三角形の形状をブレイクダウンした場合は、ショート(売り)のエントリーをします。ブレイクダウンした時点でショートのエントリーをするのがオススメです。

シンメトリカル・トライアングル根拠の利益確定ライン

シンメトリカル・トライアングルは、画像13の三角形を突破した後に、「画像13のAB間の値幅」と同じだけ推進したレートが、利益確定ラインになります。

シンメトリカル・トライアングル根拠の損切りライン

画像13の三角形を上抜けする場合は、その波動を作った起点を割ったレートが損切りラインになります。画像13の三角形を下抜けする場合は、その波動を作った起点を超えたレートが損切りラインになります。

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ブロードニング・フォーメーション【三角保ち合い型チャートパターン】

ブロードニング・フォーメーションの画像

(画像14)ブロードニング・フォーメーション

ブロードニング・フォーメーションは、値幅が拡散するタイプの三角保ち合いチャートパターン

FX初心者にとって、トレード中にこのチャートパターンを識別するのは非常に難しいと思います。高値が上昇し、安値が下落するのが特徴で、その高値を結ぶと直線が引け、安値を結んでも直線が引けます。三角保ち合いの一種ですが、トレンドが反転する時の方が発生しやすいです。

ブロードニング・フォーメーション根拠のエントリー

ブロードニング・トライアングルは、画像14の安値を結んだ直線をブレイクダウンした時に、ショート(売り)のエントリーをします。この直線に接触している安値が少ない場合、騙しのブレイクダウンの可能性があるので注意が必要です。

画像14の高値を結んだ直線をブレイクアウトした場合は、ロング(買い)のエントリーをします。

ブロードニング・フォーメーション根拠の損切りライン

ショートでエントリーした場合は、ブロードニング・フォーメーション内の高値の少し上に損切りラインを置きます。ロングでエントリーした場合は、ブロードニング・フォーメーション内の安値の少し下に損切りラインを置きます。

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アセンディング・トライアングル【三角保ち合い型チャートパターン、推進継続型チャートパターン】

アセンディングトライアングルの画像

(画像15)アセンディング・トライアングル

アセンディング・トライアングルは、代表的な三角保ち合い型チャートパターンの1つ。三角保ち合い型チャートパターンでありながら、推進継続型チャートパターンの性質も持っています。

アセンディング・トライアングルは、レジスタンスで発生することが多く、高値はレジスタンスで止められつつも、安値はどんどん切り上がっていきます。その後、レジスタンスをブレイクアウトしやすいチャートパターンになります。

アセンディング・トライアングルの根拠のエントリー

アセンディングトライアングルは、止められていたレジスタンスをブレイクアウトした時に、ロング(買い)のエントリーをします。ブレイクアウト直後に急騰することが多いので、ブレイクアウト直後のエントリーを推奨します。値動き次第では、ブレイクアウト後のサポート試し後のエントリーでも構いません。

アセンディング・トライアングル根拠の利益確定ライン

アセンディング・トライアングルは、止められていたレジスタンスをブレイクアウトした後に、「画像15の三角形の左辺(高さ)の値幅」と同じだけ上昇したレートが、利益確定ラインになります。

アセンディング・トライアングルの損切りライン

画像15のX(アセンディング・トライアングルの止められていたレジスタンスを突破する波動の起点)を下に割り込んだレートが、損切りラインになります。

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ディセンディング・トライアングル【三角保ち合い型チャートパターン、推進継続型チャートパターン】

ディセンディング・トライアングルの画像

(画像16)ディセンディング・トライアングル

ディセンディング・トライアングルは、代表的な三角保ち合い型チャートパターンの1つ。三角保ち合い型チャートパターンでありながら、推進継続型チャートパターンの性質も持っています。

ディセンディング・トライアングルは、サポートラインで発生することが多く、安値はサポートラインで止められつつも、高値はどんどん切り下がっていきます。その後、サポートラインをブレイクダウンしやすいチャートパターンになります。

ディセンディング・トライアングルの根拠のエントリー

ディセンディング・トライアングルは、止められていたサポートラインをブレイクダウンした時に、ショート(売り)のエントリーをします。ブレイクダウン直後に急落することが多いので、ブレイクダウン直後のエントリーを推奨します。

ディセンディング・トライアングル根拠の利益確定ライン

ディセンディング・トライアングルは、止められていたサポートラインをブレイクダウンした後に、「画像16の三角形の左辺(高さ)の値幅」と同じだけ下落したレートが、利益確定ラインになります。

ディセンディング・トライアングルの損切りライン

画像16のX(ディセンディング・トライアングルの止められていたサポートラインを突破する波動の起点)を上抜けしたレートが、損切りラインになります。

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推進継続型チャートパターン一覧

推進継続型チャートパターンとは、上昇トレンド中であればチャートパターン形成後にそのまま上昇し、下降トレンド中であればチャートパターン形成後にそのまま下落するチャートパターンを指します。

上昇フラッグ【推進継続型チャートパターン】

上昇フラッグの画像

(画像17)上昇フラッグ

上昇フラッグは、有名な推進継続型チャートパターンの1つ。短期の時間足でも、長期の時間足でも頻繁に発生します。

上昇トレンド中に、高値も安値も徐々に切り下がる値動きが発生します。この切り下がる値動きをしている高値同士を結んだ直線と、安値同士を結んだ直線は並行です。これが上昇フラッグになります。

まるで旗(フラッグ)のような形状をしていることから、上昇フラッグと呼ばれるようになりました。

上昇フラッグ根拠のエントリー

上昇フラッグは、フラッグ部分をブレイクアウトした時に、ロング(買い)のエントリーをします。ブレイクアウトした段階でロングのエントリーをしても良いですし、フラッグの上辺のサポート試しをした後にロングのエントリーをしても良いです。

上昇フラッグ根拠の利益確定ライン

画像17において、フラッグをブレイクアウトした起点を作ったレートがXです。「画像17の左端(フラッグの支柱部分)の値幅」と同じだけXから上昇したレートが、利益確定ラインになります。

上昇フラッグ根拠の損切りライン

画像17のXを下抜けしたレートが、上昇フラッグの損切りラインになります。

下降フラッグ【推進継続型チャートパターン】

下降フラッグの画像

(画像18)下降フラッグ

下降フラッグは、有名な推進継続型チャートパターンの1つ。短期の時間足でも、長期の時間足でも頻繁に発生します。

下降トレンド中に、高値も安値も徐々に切り上がる値動きが発生します。この切り上がる値動きをしている高値同士を結んだ直線と、安値同士を結んだ直線は並行です。これが下降フラッグになります。

まるで旗(フラッグ)のような形状をしていることから、下降フラッグと呼ばれるようになりました。

下降フラッグ根拠のエントリー

下降フラッグは、フラッグ部分をブレイクダウンした時に、ショート(売り)のエントリーをします。ブレイクダウンした段階でショートのエントリーをしても良いですし、フラッグの下辺のレジスタンス試しをした後にショートのエントリーをしても良いです。

下降フラッグ根拠の利益確定ライン

画像18において、フラッグをブレイクダウンした起点を作ったレートがXです。「画像18の左端(フラッグの支柱部分)の値幅」と同じだけXから下落したレートが、利益確定ラインになります。

下降フラッグ根拠の損切りライン

画像18のXを上抜けしたレートが、下降フラッグの損切りラインになります。

上昇ペナント【推進継続型チャートパターン】

上昇ペナントの画像

(画像19)上昇ペナント

上昇ペナントは、推進継続型チャートパターンの1つ。上昇フラッグと似たような性質を持ちます。

上昇トレンド中に、高値が徐々に切り下がり、安値が徐々に切り上がる値動きが発生します。この高値同士を結んだ直線と、安値同士を結んだ直線がペナントの形を形成します。これが上昇ペナントになります。

まるでペナント旗のような形状をしていることから、上昇ペナントと呼ばれるようになりました。

上昇ペナント根拠のエントリー

上昇ペナントは、ペナント部分をブレイクアウトした時に、ロング(買い)のエントリーをします。ブレイクアウトした段階でロングのエントリーをしても良いですし、ペナントの上辺のサポート試しをした後にロングのエントリーをしても良いです。ペナントの先端までの期間にブレイクアウトします。

上昇ペナント根拠の利益確定ライン

「画像19の左端(ペナントの支柱部分)の値幅」と同じだけ、ペナントの旗の先端から上昇したレートが、利益確定ラインになります。

上昇ペナント根拠の損切りライン

上昇ペナントをブレイクアウトした起点を下に割ったレートが、上昇ペナントの損切りラインになります。

下降ペナント【推進継続型チャートパターン】

下降ペナントの画像

(画像20)下降ペナント

下降ペナントは、推進継続型チャートパターンの1つ。下降フラッグと似たような性質を持ちます。

下降トレンド中に、高値が徐々に切り下がり、安値が徐々に切り上がる値動きが発生します。この高値同士を結んだ直線と、安値同士を結んだ直線がペナントの形を形成します。これが下降ペナントになります。

まるでペナント旗のような形状をしていることから、下降ペナントと呼ばれるようになりました。

下降ペナント根拠のエントリー

下降ペナントは、ペナント部分をブレイクダウンした時に、ショート(売り)のエントリーをします。ブレイクダウンした段階でショートのエントリーをしても良いですし、ペナントの下辺のレジスタンス試しをした後にショートのエントリーをしても良いです。ペナントの先端までの期間にブレイクダウンします。

下降ペナント根拠の利益確定ライン

「画像20の左端(ペナントの支柱部分)の値幅」と同じだけ、ペナントの旗の先端から下落したレートが、利益確定ラインになります。

下降ペナント根拠の損切りライン

下降ペナントをブレイクダウンした起点を上に突破したレートが、下降ペナントの損切りラインになります。

上昇ウェッジ【反転型チャートパターン(推進継続型チャートパターンの場合もある)】

上昇ウェッジの画像

(画像21)上昇ウェッジ

上昇ウェッジは、主に反転型チャートパターンを形成します。

上昇トレンド中に、高値が切り上がり、高値が切り上がる値幅以上に安値が切り上がるのが特徴です。上昇ウェッジは、値動きが上昇トレンド継続に見えるため、見極めが重要です。

日足や週足で発生する上昇ウェッジは、ブレイクダウン後に急落があるので要注意です。

上昇ウェッジ根拠のエントリー

上昇ウェッジは、画像21の三角形をブレイクダウンした際に、ショート(売り)のエントリーをします。ブレイクダウン直後は急落することがあるため、ブレイクダウン直後にショートを入れることをオススメします。

上昇ウェッジ根拠の利益確定ライン

画像21の三角形を形成した左辺の値幅と同じだけ、ブレイクダウン後に下落したレートが上昇ウェッジの利益確定ラインです。

上昇ウェッジ根拠の損切りライン

画像21の三角形のブレイクダウンの起点を作ったレートを上抜けしたレートが、上昇ウエッジの損切りラインです。

下降ウェッジ【反転型チャートパターン(推進継続型チャートパターンの場合もある)】

下降ウェッジの画像

(画像22)下降ウェッジ

下降ウェッジは、主に反転型チャートパターンを形成します。

下降トレンド中に、安値が切り下がり、安値が切り下がる値幅以上に高値が切り下がるのが特徴です。下降ウェッジは、値動きが下降トレンド継続に見えるため、見極めが重要です。

三角形の先端近くまで下落することがあります。

下降ウェッジ根拠のエントリー

下降ウェッジは、画像22の三角形をブレイクアウトした際に、ロング(買い)のエントリーをします。ブレイクアウト直後にロングでエントリーしても、サポート試しをしてからロングのエントリーをしても、どちらでも構いません。

下降ウェッジ根拠の利益確定ライン

画像22の三角形を形成した左辺の値幅と同じだけ、ブレイクアウト後に上昇したレートが下降ウェッジの利益確定ラインです。

下降ウェッジ根拠の損切りライン

画像22の三角形のブレイクアウトの起点を作ったレートを下抜けしたレートが、下降ウエッジの損切りラインです。

上昇レクタングル【推進継続型チャートパターン】

上昇レクタングルの画像

(画像23)上昇レクタングル

上昇レクタングルは、推進継続型チャートパターンの1つ。

上昇トレンド中に特定のレートで止められ、高値圏でレンジを形成します。そのレンジを上抜けしたものを上昇レクタングルと呼びます

上昇レクタングル根拠のエントリー

上昇レクタングルは、レンジ圏をブレイクアウトした時に、ロング(買い)のエントリーをします。ブレイクアウト直後のエントリーでも、サポート試しのタイミングでのエントリーでも構いません。

上昇レクタングル根拠の利益確定ライン

上昇レクタングルは、レンジ圏の高値をブレイクアウトした後に、レンジ圏の値幅と同じだけ上昇したレートが、利益確定ラインになります。

上昇レクタングル根拠の損切りライン

レンジ圏の安値を下に割ったレートが、上昇レクタングルの損切りラインです。

下降レクタングル【推進継続型チャートパターン】

下降レクタングルの画像

(画像24)下降レクタングル

下降レクタングルは、推進継続型チャートパターンの1つ。

下降トレンド中に特定のレートで止められ、安値圏でレンジを形成します。そのレンジを下抜けしたものを下降レクタングルと呼びます

下降レクタングル根拠のエントリー

下降レクタングルは、レンジ圏をブレイクダウンした時に、ショート(売り)のエントリーをします。ブレイクダウン直後のエントリーでも、レジスタンス試しのタイミングでのエントリーでも構いません。

下降レクタングル根拠の利益確定ライン

下降レクタングルは、レンジ圏の安値をブレイクダウンした後に、レンジ圏の値幅と同じだけ下降したレートが、利益確定ラインになります。

下降レクタングル根拠の損切りライン

レンジ圏の高値を上に突破したレートが、下降レクタングルの損切りラインです。

応用版チャートパターン

応用版チャートパターンとは、一般的な単純な形状のチャートパターンに比べて、少し複雑な形状を取るチャートパターンを指します。また、特殊な値動きの際にしか発生しないチャートパターンも応用版チャートパターンにまとめました。

ダイヤモンドフォーメーション

ダイヤモンドフォーメーションの画像

(画像25)ダイヤモンド・フォーメーション

ダイヤモンド・フォーメーションとは、菱形あるいは平行四辺形のような形状を取るチャートパターンです。

菱形あるいは平行四辺形になるようなラインを引いた際、上下の頂点両方共にレートが当たることは稀なため、FX初心者にとっては、非常に認識しにくいチャートパターンになります。

日足などの長期足で発生する特殊なチャートパターンです。

ダイヤモンド・フォーメーション根拠のエントリー

ダイヤモンド・フォーメーションは、菱形あるいは平行四辺形をブレイクアウト・ブレイクダウンした方向に推進するという性質があります。つまり、画像25のように、ダイヤモンド・フォーメーションをブレイクダウンしたら、ショート(売り)を入れます。逆に、ダイヤモンド・フォーメーションをブレイクアウトしたら、ロング(買い)を入れます。

ダイヤモンド・フォーメーション根拠の利益確定ライン

ブレイクアウト・ブレイクダウン後は、ダイヤモンド・フォーメーションの上下の頂点の値幅と同じだけ、推進します。

カップアンドハンドル

カップアンドハンドルの画像

(画像26)カップ・アンド・ハンドル

ティーカップのような形状を取るチャートパターンを、カップアンドハンドルと言います。

画像26をご覧ください。緩やかに下落をし、その下落を全戻しすることで、カップ部分の値動きを構築します。その後、小さな下落が入り、ハンドル(ティーカップの取手)部分を構築します。

ハンドル部分の値動きは、様々なパターンがあります。

カップアンドハンドル根拠のエントリー

画像26において、ハンドル部分をブレイクアウトしたら、ロング(買い)のエントリーをします。

カップアンドハンドル根拠の利益確定ライン

カップの深さに相当する値幅と同じだけ上昇したレートが、カップアンドハンドルの利益確定ラインです。

カップアンドハンドル根拠の損切りライン

画像26のハンドル部分の安値を下に割ったレートが、損切りラインになります。

Dead Cat Bounce

DeadCatBounceの画像

(画像27)Dead Cat Bounce

Dead Cat Bounceは、経済指標や突発的な報道などによる暴落時にのみ発生するチャートパターン。暴落とは、1分間で10pipsや20pipsの下落ではなく、1分間で60pipsや100pipsのような下落を指します。

暴落後、暴落した値幅の50%をすぐに戻すことが多いですが、その後に何度か下攻め(下落)をし、底値を試す値動きが入ります。その際、画像27のように複数の高値が構築されます。それらの高値を結んだ直線が重要です。このトレンドラインが強い抵抗体になります。

Dead Cat Bounceは1分足で成立しますが、Dead Cat Bounceの騙しの値動きもあるため、5分足(15分足で使うこともある)を用いるのが良いでしょう。

Dead Cat Bounce根拠のエントリー

Dead Cat Bounceは、斜めのトレンドラインで押さえつけれる性質を持ちます。つまり、レートが斜めのトレンドラインとの接点で、ショート(売り)のエントリーをします。

Dead Cat Bounce根拠の損切りライン

Dead Cat Bounce発生時に、斜めのトレンドラインが引かれますが、そのトレンドラインを上抜けしたレートが損切りラインになります。

ベジェ曲線

ベジェ曲線の画像

(画像28)ベジェ曲線

押し目をほとんど作らずに、レートが急騰し続ける過熱相場で発生するチャートパターンを、当サイトではベジェ曲線と呼びます。ベジェ曲線は、上昇トレンドの場合のみに発生し、主に4時間足以上(できれば日足以上)のチャートで適用します。

画像28をご覧ください。AB間のレートの安値を滑らかに結んだ灰色の曲線がベジェ曲線です。各々の安値を直線で結ぶことでも、ベジェ曲線の代用は可能です。

ベジェ曲線の引き方は、難易度が高く、このチャートパターンの運用には慣れが必要です。

ベジェ曲線根拠のエントリー

ベジェ曲線をブレイクダウンしたら、ショート(売り)のエントリーをします。

ベジェ曲線根拠の利益確定ライン

画像28のAB間の78.6%戻しが、ベジェ曲線のターゲットになるので、このレートまで下落したら利益確定をします。

画像28のA付近でロング(買い)のポジションを持っていた場合、レートがベジェ曲線をブレイクダウンしたら利益確定をします。すなわち、ベジェ曲線を利益確定ラインとして使用する方法があります。

ベジェ曲線根拠の損切りライン

画像28の高値Bを上抜けしたレートが、損切りラインになります。

チャートパターンに関するFXの動画

【保存版】FXや仮想通貨や株で使えるチャートパターン28種類

youtubeチャンネル でもチャートパターンに関する動画を公開もしています。

この動画は、渋沢諭吉のFXノートのYasuが担当した動画です。

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