FXをやる上で、よく話題になることといえば、FXの口座凍結です。口座凍結は心配を煽る代表的な言葉ですが、口座凍結が存在するか否かは、実際に口座凍結を経験をした人しか分かりません。このページでは、FXの口座凍結に関する真実をお伝えします。
最も一般的なFXの口座凍結
あまり意識していないと思いますが、多くのトレーダーがFXの口座凍結を経験しているはずです。
日本のFX業者の口座では、口座凍結の事例は少ないかと思いますが、海外のFX業者の口座の場合は、追加のFX口座をワンクリックで持てることが多いです。
そして、「90日間売買がない口座は5USDの口座維持手数料がかかる」とか「残高に口座維持手数料がなかった場合は、口座を凍結する」という類の規約を設けている場合があります。そのため、気づかないうちにFX口座の管理画面から対象口座が消えていることが、しばしばあります。
つまり、この場合は、FXの口座凍結が行われています。
巷でよく騒がれているFXの口座凍結
「スキャルピングをやりすぎて口座凍結になった」とか、「土日の窓開き狙いで、1つ目の口座でレバレッジ全開のロング、もう1つの口座でレバレッジ全開のショートをしたら、口座凍結になった」という話をよく聞きます。
こういった場合、各FX会社が定める規約違反により、口座凍結になっている可能性が高いです。
スキャルピングについては、過去に私も数えきれないくらい行っていますが、1回も口座凍結になったことはありません。それどころか、警告すらきたことはありません。新規のFX業者を使う際は、必ず規約を見て、スキャルピングの可否を確認しているためです。
しかしながら、スキャルピングを禁止しているFX会社があるのも事実です。そういった規約を設けたFX会社の場合、規約に反した事をすると、FX口座の凍結をされる可能性があるので、必ず利用規約を熟読した上で、FXをするようにしましょう。
ちなみに、「システムに負荷をかけすぎるスキャルピングは口座凍結の対象になる場合がある」のように、曖昧な解釈ができる規約を設けているFX会社もあります。こういったFX会社の口座を使う場合は、具体的なロット数や保有時間を記載した上で、メールで運営に問い合わせをすると良いでしょう。問い合わせれば、明確な判断基準を答えてくれるFX会社が多い印象です。
実際に経験したFXの口座凍結
(画像)FX口座を凍結され悲しむ男性
以前、私は、あるFX業者のシステムの穴をついたFXの手法を編み出しました。もちろん、運営会社にメールで問い合わせた上で、承諾を得てその手法を使っていました。
1名義あたりが得られる利益には上限があったため、親しい知人数名にその手法を教えました。その際、ルールを敷いたのですが、その中の1名がそのルールを破りました。そのルール破りとは、同一名義で複数口座を作り、得られる利益を増やすというものでした。
しばらくすると、そのルールを破った人物に対し、FX会社から注意のメールが届き、強制的にFX業者が定めたタイミングで保有ポジションの解除が行われました。そして、後日、その人物のFX口座は凍結になりました。
ちなみに、同じ手法を使っていた私に対しては、注意も警告もありませんでした。
上記が、口座凍結に関する真実です。FX会社の規約を読んだ上で、規約違反による口座凍結にならないように、トレードすることをオススメします。
尚、実際に経験したFXの口座凍結の事例では、口座凍結になっても、ポジション解除後の残高の出金はできたそうです。口座凍結になった後の出金に関しても、規約次第だと考えられます。
日本のFX業者の場合は問題ないですが、海外のFX業者を使う場合は、その点はご注意ください。
FXの口座凍結に関する動画
youtubeチャンネル でもFXの口座凍結に関する動画を公開もしています。
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