TelegramでFXや仮想通貨の役に立つ情報を不定期配信中。是非ご登録ください。

仮想通貨を買う時にビットコインのドミナンスを見よう

ビットコインドミナンスのアイキャッチ画像

仮想通貨を始めたばかりの人が悩むことと言えば、「どの仮想通貨を買えば良い?」ということではないでしょうか。仮想通貨の種類が多すぎるため、非常に悩ましい問題です。しかし、最初に考えるべきことは、「ビットコインを買うべきなのか、それともそれ以外のアルトコインを買うべきなのか」という問題です。このページでは、仮想通貨のドミナンス(市場占有率)を主に、この悩みを解決します

目次

仮想通貨の時価総額

暗号資産の時価総額のチャートの画像

(画像1)暗号資産の時価総額の週足チャート

まず最初に、仮想通貨の価値の推移を考えましょう。画像1は、暗号資産全体の時価総額を表したチャートです。このチャートから、「長期目線で見た時に時価総額は増えている」「2023年後半から2024年にかけて時価総額は増えている」「2021年の時価総額が最も大きい」という3つの事柄が分かります

仮想通貨とBTC(ビットコイン)の基本的な考え方

BTCUSDTの週足チャートの画像

(画像2)BTCUSDTの週足チャート

画像2は、ビットコイン(BTC/USDT)の週足チャートです。このチャートを見ると、画像1のチャートと似ていることが分かります。

仮想通貨の基本的な考え方

仮想通貨全体の時価総額は、画像1からも分かる通り大きくなっているのが基本的な考え方です。また、仮想通貨全体と、その代表的な通貨であるBTC(ビットコイン)とは、相関関係にあります

ビットコイン(BTC)の基本的な考え方

ビットコインとアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨/alternative coinの略称)とは、相関関係にあります。ビットコインの価値が上昇した少し後に、アルトコインの価値が上昇する傾向があります。また、ビットコインの価値が下落した後に、アルトコインの価値が下落する傾向があります。

ビットコインの上昇とアルトコインの上昇のタイムラグは、2024年現在はほぼ無くなりつつあります。

仮想通貨ドミナンスとは

仮想通貨ドミナンスとは、仮想通貨全体の時価総額に対して、対象の仮想通貨の占有率を指します。単位は%で、最大値は100になります。

BTC Dominance(ビットコイン ドミナンス)

ビットコインドミナンスの画像

(画像3)ビットコインドミナンス

仮想通貨ドミナンスの中でも、ビットコインのドミナンスについて考えてみます。画像3は、ビットコインのドミナンスの週足のチャートです。仮想通貨全体の時価総額に対するビットコインの時価総額の比率を表しています

ビットコインドミナンスのサポートラインとレジスタンスラインの画像

(画像4)ビットコインドミナンスのサポートラインとレジスタンスライン

画像3にサポートラインとレジスタンスラインを加えたチャートが、画像4です。R(1)とR(2)がレジスタンスライン、S(1)とS(2)がサポートラインになります。画像4を見ると、ビットコインのドミナンスは、約40%~約70%を推移していることが分かります

ビットコイン ドミナンスの使い方

ビットコインのドミナンスが、現状のサポートラインとレジスタンスラインが機能している状態であれば、仮想通貨の購入に以下の戦略を取ることができます。

BTC Dominanceが40%に近い場合、ビットコインを保有した方が優位性があります。理由としては、BTC Dominanceの週足のサポートラインであるため。今後、仮想通貨全体に対するビットコインの占有率が上がる要素の方が増えるため、アルトコインに比べて優位性があると考えられます。

BTC Dominanceが70%付近から下落を始めた場合、銘柄によりますがアルトコインを保有した方が優位性があります。理由としては、BTC Dominanceの週足のレジスタンスラインであるため。今後、仮想通貨全体に対するビットコインの占有率が下がるということは、ビットコインに対するアルトコインの価値の方が上がるということを意味するため、アルトコインに変えた方が優位性があると考えられます。

ビットコイン ドミナンスのチャート分析

ビットコインドミナンスとフィボナッチ・リトレースメントの画像

(画像5)ビットコインドミナンスとフィボナッチ・リトレースメント

画像5は、画像4のサポートライン2からレジスタンスライン2までの値幅に対して、フィボナッチ・リトレースメントを引いたチャートです。フィボナッチ・リトレースメントが効いていることが分かります。つまり、今後の値動きの際も、このフィボナッチ・リトレースメントを参考にすることができます。

ビットコインドミナンスの今後の画像

(画像6)ビットコインドミナンスの今後

画像6において、AからBにかけてビットコインのドミナンスが下落した後、現在は上昇に転じています。チャートを分析するのであれば、画像6のような占有率がターゲットになると考えられます。このように、チャート分析をすることで、ビットコインを買うべきなのか、アルトコインを買うべきなのか、を判断する基準の1つにすることができるのです。

仮想通貨におけるビットコイン ドミナンスに関する動画

ビットコインかアルトコインか(仮想通貨を買う時にビットコイン・ドミナンスを見よう)

youtubeチャンネル でもチャートパターンに関する動画を公開もしています。

この動画は、渋沢諭吉のFXノートのYasuが担当した動画です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次